忌み嫌う土地への邂逅
高校は八戸市内だが、中学校は八戸市に隣接する三戸郡。
八戸市内の中学校出身者はプライドが異常に高く、俺様の様に市外、特に郡出身者に「郡部」と言って馬鹿にする。
コレは人柄に関係なく八戸市民全員に当てはまる。
かく言う俺様も高校時代は散々いじめられたのである。
第三者が見たら完全に差別として訴えるレベルである。
しかも、奴らは俺様が東京生まれである事を信じないのである。
別に誇ってもいないが(何とも思ってない)、俺様は高円寺生まれである。
郡部の中学校出身者の俺様が自分達より都会を経験している事が癪に障るらしく、信じないと言う手法でまたいじめるのである。
差別は更に広がる。
俺様が当時ちょっとした悪さをしたが(犯罪じゃないよ)、その相方と絶対に誰にも言わないと約束し合ったにも関わらず、そいつが仲良しにその事をしゃべってしまった。
当然、その仲良しからどんどん広がり、最終的に皆に馬鹿にされた。
その時のお決まりの文句が「郡部のくせに」である。
つまり、俺様が部活で活躍しようと、その後イベントをレギュラーで開催しようと、CDを発売しようと、八戸市民にとっては「郡部のくせに」なのである。
壮絶と言っても大袈裟ではない…。
(よくまともに社会人してますね、俺様…。)
さてさて、このまま終わるともの凄い八戸が嫌な土地の様に感じるが(まあ「郡部」の人にとってはそうだが)、今回はそんな恨み節ではない(事もなきにしもあらず)。
そんな俺様が過ごした土地が先の大地震と津波で大きな被害にあった。
ここで綴った通り、散々苛められて恨んだ土地である。
(思えば高校の担任にもである。
髪の毛が天パな俺様だが、「何だその髪の毛は!」って言われ、「天パです。」って答えたのに、「直して来い!」って…、ストパーかけろって事か?と入学早々悩まされた。
それも「郡部のくせに!」である。
高校教師が生徒にそれはないんじゃないか?
ねえ「黒」さん?)
こんな土地、いい気味だ、くらい思うと思っていたのだが、何やらいろんな感情が込上げ、思わず知ってる人間に電話を掛けまくっていた。
全く繋がらない。
メディアを通してみると悲惨な状況ばかり。
太平洋に丸出しで土地も平らな八戸なんぞ、相当洗われてしまったんじゃ。
しかも港(八戸には湊って地名があるが、まさにそっちの方)にはあいつとあいつが…。
しばらくは不安で、夢にまで出てきた。
俺様のキャラクターからすれば信じられない(ね?)。
まあ結果、俺様が知っている限りでは皆命は無事だった。
家が流された人、車が流された人、停電でいろいろ生業に支障が生じた人など、被害はあったが、何より唯一の命が無事だったのである。
モノはまた頑張って築こう。
必要なものはしかるべき手段で手に入れよう。
協力は惜しまない(俺様のできる限りでね。できる限り以上はできないのである)。
第三者となってしまった人からのこんなセリフは安っぽいが、結局一小市民で貧乏でコネも家柄も学歴も無く…(もういいか?)、な俺様ではできる事が少ないなりに、知っているわずかな人に精一杯励ましなり少しの援助なりをするしかないのである。
まあとにかく、無事が確認できた以上(自分の知る限られた世界ではだが)、これからは復興である。
現地の人はとにかく病気に気を付けてください。
それ以外の人は、有名人は有名なりに、無名人は無名なりに頑張ろう。
世界は繋がっている。
狭い日本はより狭くなった。
であれば、俺様含め、皆の復興への行動は自分の為でもある。
などとかっこつけてみた。
前半の恨み節でも、やはり過ごした土地ってのは思い入れってのがあるようだ。
次に帰ったら皆に精一杯のブラックジョークを飛ばしてやるから覚悟しなさい。
以上、ヨロシク。
CHAMP後記
http://blog.livedoor.jp/champattheroom/
さて、9thが終わり、感慨ながらももう皆の意識は10thに向かっている様である。
前向きでヨロしい。
当日は人がごった返した。
今回のワタクシは23:00〜。
通常、レギュラーのイベントならそんなに人がいなくて、スタッフや出演者、関係者が談笑している時間帯。
例にもれなく今回も、と思っていたら大違い。
既にだいぶ人がいるではないか。
びっくりしつつ、最近の自分の趣向を心地よい程度の出力で楽しもう、なんてマイプランが崩壊したのを自覚。
結果、がっちりビートキープでアゲ気味だけど、選曲はマニアック(ヒッキー曰く)なんてうまい状態で終わらせてみた。(当社比なので客観的意見はございません。)
まあ自分的には満足に終わり、後は朝まで騒ぐだけ。
人が多くて身動き取れなかったり、アラタがいなくてお客さんの相手したりと奔走しつつ、だいぶ楽しく大団円した。
そして相当飲んだにも関わらず朝まで潰れなかった。
(しかし、いくらか数えてないがいつも何杯飲んでるんだろう…。
たまに「○○杯飲んじゃったよ」なんてセリフを聞くと、まだ覚えてるだけ全然行けるな…、と思ってしまう。)
と、当日の内容が全く伝わらない文章だが、詳細は上記URLから。
個人的には楽しかったのはもちろん、感慨とかいろいろあるので文章では伝えられない。
ここで言えるのは「語るに術無し」である。
さて、次は10周年。
あっという間に来るだろう。
もはや全員中年だが、衰えを感じさせない彼らのパワーをもうしばらく見続けたり、たまに中に入って一緒に騒いだり、変わらずのCHAMPをこれからも楽しませていただく。
追伸、今回はイマイチまとまりの無い文章となってしまった(当社比)。
キレがなくて申し訳ない。
以上、ヨロシク。
2/25(fri)CHAMP 9TH ANNIVERSARYの時間割
22:00-22:30>YOSUKE TOMINAGA
22:30-23:00>OIBON
23:00-23:30>ワタクシ
23:30-00:00>中島雅人
00:00-00:30>HICKEY
00:30-1:00>四丁目
1:00-1:30>DOME
1:30-2:00>YOSUKE TOMINAGA
★2:00-2:50>[LIVE] Mountain Mocha Kilimanjaro★
★2:50-3:40>黒田大介★
3:40-4:10>大塚広子
4:10-4:40>OIBON
4:40-5:20>T.O.M
5:20-5:50>吉田広輔
5:50->BACK TO BACK
SAX>CHI3CHEE
てな具合。
LIVEは必見ですな。
ワタクシの出番は早め、祝いの花を添えるにはちょっとボリュームない
時間帯だが、今の俺様にはちょうどいいかもしれん。
にしても9年、Tommyも皆も変わらない。
こうして日々は続いて行くのである。
皆様、当日は楽しくやりましょう。
以上、ヨロシク。
2011/2/25(Fri)CHAMP 9TH ANNIVERSARY SPECIAL
表題の通り
昨今の深夜事情の中、よくぞ9thである。
[GUEST LIVE]
Mountain Mocha Kilimanjaro
[GUEST DJ]
黒田大介 (kickin)
[DJ]
YOSUKE TOMINAGA
OIBON
大塚広子
四丁目 (黒船音頭)
DOME (音ノ源)
T.O.M.
吉田広輔
中島雅人
HICKEY (NATULAX RECORDS)
& ワタクシ
[SAX]
Chi3Chee (THINK TANK)
[FOOD]
ARATA
[OPEN] 22:00 [CHARGE] 2500yen(1d)
★先着50名様コンピCDプレゼント★
ってな事で、CDまでくれるっていう大盤振る舞い。
最近は皆CDを買ってないのだろうか?
久々で新鮮だと思うから早く来てもらっておきなさい。
さて、NUT1-3(なっとわんふぉーすりー)のリリースも好評の中(らしい)、
久々、(8ヶ月だったかな?)出演する。
個人的に声を掛けてくれれば手元にあるサンプルをあげよう。
名前を間違ったらあげません。
そんでラテキムハヤティー。
当然来なさい。
以上、ヨロシク。
The Mutant By NUT1-3
オッス。
久しぶりです。
表題の作品が出るので宣伝させてもらおう。
1 Mutant Session feat. Speech Defect
2 Misty Girl feat. 野本かりあ
3 リズムバブルシェイク
4 U Delight
5 Dzzzzt (skit)
6 www
の収録である。
ちなみに4のU Delightは俺様の作品。
(シーケンスだけでなく、ミックスとマスタリングまでやった…。)
結構アゲて作ったけど今どきっぽくないからお若い皆様にはまだ分からんかも。ハッハッハ。
(ちなみに契約はまだ。サイン、押印しなきゃ。)
さて、このNUT1-3。
面白い奴らなので少々紹介させて戴く。
紹介文、抜粋↓
・ラテ(MC)、キム(MC)、ハヤティー(TRACKMAKER/DJ)+KOKAJI(DJ)の2MC+1DJ+1MORE。
2010年、リリース前にも関わらず「Mutant Session feat.Speech Defect」のMusic Videoがビバリーヒルズで行われたNYIFF(New York International Film Festival)で4つ星を獲得。
・リップスライムに次ぐ期待の強力新人!
新人にも関わらず大御所Speechがまさかのゲスト出演!!
エレクトロ - ベース - ヒップホップまでをつなぐごちゃまぜ感。
楽しけりゃ何でもありよ的、この節操の無さが逆にナウな空気感にぴったりマッチング!
だって。
何かよく分からんだろうと思うので個人的な目線から見た彼ら。
・良いヤツら。
一般的な「どうでもイイ人」では無い。
ホントに人がよい。
ただし、人懐っこい割には簡単には心開かない。
多分、周りで「あいつら仲良し」とか言ってる奴で、NUTの連中は全く思ってないどころか嫌ってる、なんて奴が多いんじゃないだろうか。(まさか俺様もか…?)
・前向き。
野心家とも言える。
それが前面に出ないのはVoの片割れのチビ(ラテ)のルックスだろうか?
(名前もかわいい、狙ってんのか?)
・チャラ男。
もう一人のVoのキムのみ。
・不器用
DJのハヤティーだけ。
元来、俺様にとっては褒め言葉。
ただし俺様は性格、ヤツは手先。(機材とか。)
奴らのキャラがとても良いことが伝わったであろうか?(いや、無い。)
さて、内容について。
ラップ、明るい。
トラック、今風。(俺様以外。)
四つ打ちとか女性Voなんて入れちゃって、大変モダンである。
まだ入り口の人、お勧めである。
てな感じである。
何やら2011年1月23日現在、某i-Tunesのダウンロード数がヒップホップでは8位らしい。
今どきの日本で、ヒップホップに括られてる曲ってどれだけ世に新しく出てきてるのかしらんが、驚きの数字ではないだろうか?
(括られ方に意義有り、無しの議論はとりあえず置いておきましょう。)
で、奴らはもっと上位、何なら1位が欲しいらしい。(あ、言っちゃった。すまん。)
なのでちょっと手助け。(してるか?)
http://itunes.apple.com/jp/album/the-mutant/id413184987
●ドワンゴ独占先行配信 12/24〜
●TSUTAYA先行発売 1/19〜
●iTunes他先行配信 1/19〜
●一般発売日 2/2 〜
リンクは押せば飛ぶ。
そしたら4曲目をダウンロードしなさい。
最後の一般発売日 2/2 〜、ってのは店頭に並ぶ日。
昨今のモノが売れない日本において、結構売れてる人が暮らせないからやめて行くなんて現象が起きている。
ユーザーのダウンロード天国はアーティストにとってはダウンロード地獄である。
不況の中、生活費以外の出費になってしまうので大変恐縮ではあるが、彼らを気に入り、そして次の作品が待ち遠しく感じられた人、是非店頭に足を運んでいただき、特典付きのCDを買ってあげて下さい。
(じゃなきゃ暮らせんぞ。)
以上、長くなった。
ここで読んだ事は他の人に言うと死にます。
よって内緒にするように。
以上、ヨロシク。